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2025.07.10【体重計の数字ってそんなに大事?】
こんにちは!トレーナーの日比野です!
みなさんはダイエットを始めたきっかけ、覚えてますか?
大体の人が「鏡に映った自分の姿」じゃなかったですか?
お腹がぽっこりしてる…
背中に丸みが出てきた…
パンツがきつくなった…
数字より先に、“見た目”で違和感を感じて始めた人がほとんどです。
なのにいつの間にか、体重計の数字に心が支配されていませんか?
そしてここで衝撃事実…「1日で落ちる脂肪の量は、体重計には現れません」
脂肪1kgを落とすには、約7,200kcalの赤字が必要。
つまり、1日で落とせる脂肪はほんの数グラム。
体重計は100g単位でしか表示されないから1日の頑張りは”数字では現れません”
それなのに…
朝起きて体重が0.8kg落ちてた!
→それ、脂肪じゃなくて水分かもしれません。
逆に、0.5kg増えてた…
→それも水分や便、塩分によるむくみの可能性大です。
脂肪は「ゆっくり・じわじわ」しか落ちません。
それを“日々の体重の波”と混同すると、頑張りが見えづらくなってしまいます。
じゃあ極端なダイエットで落ちた体重、その中身は?
最近流行りの、糖質制限やファスティングなど、短期間で体重をガクッと落とす方法もあります。
でもその内訳は…
・水分:−2kg
・筋肉:−1kg
・脂肪:−1kg未満
というケースも。
結果、代謝が下がってリバウンドしやすい体になることも。
本当に減らしたいのは“脂肪”であって、
「体重計の数字」だけでは、何が減ったのかはわからないんです。
・塩辛いものを食べた
・外食で炭水化物が多めだった
・水を多めに飲んだ
・寝るのが遅くて睡眠時間が短かった
こういった要素だけで、500g〜1.5kgは簡単に増減します。
だから「今日増えてた=太った」と思うのは早計です。
むしろ“誤差の範囲”として受け止められるかが、メンタルの安定に直結します。
体重計の数字を見るなら「この期間」で判断して
一番おすすめは…
📌“週平均”で見ること
・毎日同じ時間、同じ条件で測る(朝トイレ後など)
・グラフで1週間の流れを見る(増減を冷静に判断)
・週平均が落ちていれば脂肪も落ちてる可能性大!
「たった1日」に左右されず「流れを見る」意識を持つと、
数字に振り回されずに済みます。
頑張っているのに、数字が動かないと落ち込む気持ち、すごくよくわかります。
でも、変化は数字じゃなく“行動”の中にあります。
✔︎ 食事を意識した日が増えた
✔︎ 間食が減った
✔︎ ちゃんと寝るようになった
✔︎ 以前より体が軽いと感じる日が増えた
それは、あなたが確実に変わっている証拠です。
数字に惑わされず、
「今日の自分の選択」に集中すること。
それこそが、本物のダイエットです。
「体重」はあくまで“参考値”であり“感情のジャッジ材料”ではない。
本当に大事なのは、
・どう変わりたいか?
・そのために、今日何をしたか?
“数字を追うダイエット”から、
“自分の生活習慣を整える”へ、視点をシフトさせていきましょう😊